先日、車体外装ペイントデザインをした車両の撮影会があったので、オーナー様のご好意も頂戴し、ご紹介させていただきます。
まずは、オーナー様のペイント前外装を撮影します。事前に、ガイドラインとしてアッパーカウルにマスキングテープを貼り、デザインの拠り所とします。
この角度ではマスキングテープのガイドラインは不要なので、Photoshopで消し、デザインベースとします。
この他にタンク上面やテールカウルの上面も撮影し、横からの絵だけではわからない部分もデザインしていきます。
アッパーカウル上部のデザインパターンは色々見たいとのご要望で4案作成しました。結局は最初の第1案に決まりました。
さらに、アッパーカウルとタンクによるパーツの段差をまたぐデザイン処理の検討をしました。3本ラインをまたぐかどうかを検討し、またがない方、つまり右側に決定。そのほうがNinjaロゴが大きく扱えます。
ガゾリンタンクの上面デザインはオーナ様が運転時に見る入る部分なので重要です。今回は全体の雰囲気に合わせつつ、シンプルなものにしました。
そして、完成。
細かいところで、最新のNinjaシリーズにある六角形のパターンや、アンダーカウルに差し色の赤を使うことで純正感も演出しています。
今回は、オーナー様の承諾を得て、塗装のファクトリー近藤様のロゴと弊社ブランドであるライダーグラフィックスのロゴを塗装していただきました。光の加減によって、紫に見える特殊塗料を使っています。
ものすごくかっこいい1台ができました。デザイン通りに再現していただけるファクトリー近藤様に感謝、そして何より機会をいただいたお客様に感謝いたします。
カスタムペイントに明確なイメージがなくお悩みのオーナー様がいらっしゃいましたら、是非ご相談ください。